三遠南信地域は、愛知県東三河、静岡県遠州、長野県南信州の57の市町村で構成する地域で、面積5,700k㎡・人口200万人の大きさがあり、一つの県に匹敵します。
地勢・規模
交流の歴史
歴史的には、天竜川の水運、塩の道(塩や生糸の流通)、秋葉街道(秋葉神社への参拝)、東海道等を通じて、人や物流が往来し、活発な文化交流が行われ、お互いの地域発展や生活文化の向上に影響を及ぼし合ってきました。
地域の特徴
今も広大な地域に豊かな自然環境のもとで活発な産業活動が展開され、また文化面においても数多くの民俗芸能や文化財が保存され、一方では人形劇フェスティバルや音楽祭などの文化活動が生まれてきています。
三遠南信の活動
「三遠南信サミット」
平成6年2月の第1回から毎年行われており、57市町村と3県、関係の国機関、経済団体が一堂に会して三遠南信地域の将来像を語り、実現のための取り組みを具体化させています。
「三遠南信ひとネットワーク”ゆめまる”」
平成12年2月に発足した “ゆめまる”では、”ゆめまる”3つのこころ、ひとが好き、しぜんが好き、ゆめが好きを基本理念として、三遠南信地域で地域おこしや交流事業に携わる住民等が集まり、夢を語り合う「民間サミット」として住民同士の交流が行われています。
「歌声を通した交流」
三遠南信地域のアマチュア合唱団が交流する「合唱の集い」が平成10年に浜松市で開催されて以降、豊橋市(11年)、飯田市(12年)と毎年行われています。
「三遠南信地域交流ネットワーク会議」
県境を越えた地域交流ネットワークの形成を目指し、3県の地方拠点都市地域57市町村が参加して、互いに連携した広域的なソフト事業を展開しています。