「南信州ナンバー」(ご当地ナンバー)について、よくある質問をまとめましたのでご覧ください。
Q1.「南信州ナンバー」になるのはどんな時
A 新しいご当地ナンバープレートは、次の手続きが発生した場合に、順次「南信州ナンバー」になります。
①新車や中古車を購入し、飯田下伊那管内で自動車の登録を新しくする場合
②引っ越しなどにより、飯田下伊那管外から管内に自動車を変更する場合
③飯田下伊那管外の人から飯田下伊那在住の人が車を譲り受けた場合
※上記以外で、使用の本拠地が飯田下伊那の場合は、希望により「南信州ナンバー」の変更も可能です。
(車の購入や譲渡が無ければ、「松本ナンバー」を変更する必要はありません)
Q2.対象車両は
A 原動機付自転車や小型特殊車両自動車を除いた、軽二輪以上の車両がご当地ナンバーの対象です。
Q3.「南信州ナンバー」と「松本ナンバー」は選べますか
A 選べません。南信州ナンバー導入後は、飯田下伊那で交付されるナンバープレートは全て「南信州ナンバー」となります。
Q4.自動車を変更せずに南信州ナンバーに変更する方法は
A 図柄入りナンバープレートの申し込みについては、自分でする場合には、WEB(https://www.graphic-number.jp)、またはお住まいの地域の運輸支局等に近接する予約センターの窓口からお申込みいただく必要があります。
※この地域の予約センターは以下となります。
〇登録自動車 一般財団法人 長野県自動車標板協会 松本支所
(〒399-0014 長野県松本市平田東2-4-1)
〇軽自動車 軽自動車検査協会野事務所 松本支所
(〒399-0014 長野県松本市平田東二丁目1番11号)
WEBから申し込んだ場合でも、ナンバーの郵送受取ができませんので、(一財)長野県自動車標板協会 松本支所または軽自動車検査協会野事務所 松本支所での受け取りが必要となります。予約センターにお出向きにならずに、交付を希望される場合には、最寄りのディーラー、整備工場、行政書士までご相談ください。
Q5.南信州ナンバーの交付手数料について
A 新しく交付される南信州ナンバープレートには通常版(図柄なし)と図柄入り(カラー・モノクロ)があり、図柄入りナンバープレートは希望により交付されます。正式な交付手数料については令和7年3月頃に公表される予定です。
通常版 | 図柄入り(モノクロ版) | 図柄入り(カラー版) | ||
登録自動車 | 自家用 | 現行の手数料
(1,600円)
|
8,000~9,000円(見込み) | 8,000~9,000円(見込み)
+ 寄付金 1,000円以上 |
事業用 | 現行の手数料
(2,190円)
|
12,000~13,000円(見込み) | 12,000~13,000円(見込み)
+ 寄付金 1,000円以上 |
|
軽自動車 | 自家用 | 現行の手数料
(1,600円)
|
8,000~9,000円(見込み) | 8,000~9,000円(見込み)
+ 寄付金 1,000円以上 |
※番号を希望される場合は、別途手数料が発生します。
Q6.南信州ナンバーのメリット、デメリットについて
A ①メリットとして考えられること
「南信州」という名称を使用したイベントや企業、商品などは飯田下伊那には多数あります。南信州ナンバーをつけた車が全国を走り、「南信州」というワードを拡げていくことで、知名度やブランド力の向上効果が期待されます。
また、図柄入りナンバープレートには、この地域の関係する方々から多くの図柄案の応募があり、住民投票を実施して、南アルプス、天竜川、水引などの地域独自の図柄デザインとなっています。地域への愛着や誇りが今まで以上に高まる効果や、地域の一体感の醸成などにも寄与することが期待されます。
さらに、住民へのアンケートでは、現在の松本ナンバーより、もっと身近に感じられる地域名ナンバーを望む声が多い結果がでています。今後購入するマイカーに地元のナンバーをつけ、日常生活に車が欠かせないこの地域の暮らしの中で、ふるさと意識の醸成につなげていくことが期待されます。
②デメリットとして考えられること
「南信州」より知名度が高い「松本」ナンバーに強い愛着がある方にとっては、車の購入や譲渡する機会に「松本ナンバー」を「南信州ナンバー」変えなくてはなりません。
「南信州ナンバー」になった飯田下伊那から「松本ナンバー圏域(上伊那や木曽方面等)に引っ越すことになった場合も、原則的にはナンバーを変更する対象となります。
③その他
新しいご当地ナンバーが登録される国の手続きに関して、行政や個人の新たな負担金はありません。
ご当地ナンバーを導入するための地域の合意形成(住民アンケートや広報)、図柄デザインの決定などの取組経費は広域連合が負担しています。
自動車販売店等で行われるナンバー交付手続きの変更はありません。図柄入りプレートは個人の希望により交付されます。
Q6.フルカラー版図柄ナンバープレートの寄付金の使い道は
A 寄付金の活用方針に 設定できる事業対象は国で定められており、その中から当地域での活用を検討している事業は以下となっています。具体的な活用事業については、今後設置する協議会で検討し決定を行います。
※寄付金は、一部が「図柄入りナンバー制度全体の寄付金管理団体」が行う支援事業(支援事業を実施するために必要な経費を含む)や図柄入りナンバープレートに関する調査、研究等の事業、さらに寄付金管理団体の管理費にも充てられるとされています。
- 高齢者、障害者の移動に係るバリアを取り除くためのノンステップバス、リフト付きバス、ユニバーサルデザインタクシーの普及等の公共交通機関等のバリアフリー化に資する事業
- 外国人旅行客等が公共交通の移動中でも交通情報の円滑な収集が可能となるバスやタクシー等の車内、乗降場所への無料公衆無線(Wi-fi)の設置や、多言語対応のタクシー配車アプリの普及等の公共交通機関等の利便性の向上・観光旅行客の受入れ体制の強化に資する事業
- 交通事故の削減等の抜本的な改善効果が期待される自動走行システム等の新たな自動車技術や自動車分野における省エネ対策、地球温暖化対策、大気汚染対策に資する燃料電池自動車等の次世代自動車の普及に資する事業
- 自動車等による交通事故防止対策、被害者救済対策に資する事業
- 公共交通機関からの二次交通の利用促進、過疎地域における地域交通の確保等の公共交通機関等の維持確保に資する事業
- 無電柱化や、道路環境の整備等の街づくりに資する事業
- その他、上記事業と一体となって利用者利便の向上、公共の福祉に資する事業